【CSS】flexとcalcで、可変に対応した並列配置が簡単に作れる!

皆さん「display: flex;」使ってますか?
私は多用してます。

単純に横並びレイアウトの時に凄く便利ですよね。
しかも「flex」は、「calc」と非常に相性が良いんです。

というわけで本日は、「flexで横並びさせた後、子要素の幅をcalc指定すると凄く便利」という話をします。

当記事はこんな方にオススメ

・html/css初学者

・flex-boxを理解したて

・calcについて、ある程度知っている

 

flexとcalcの便利な合わせ技

どう便利なのか、早速使っていきます。

▼html

	
		<div class="hoge-box">
			<div class="item">
				子要素
			</div>

			<div class="item">
				子要素
			</div>

			<div class="item">
				子要素
			</div>
		</div>
	

▼css

	
		.hoge-box {
			display: flex;
		}
	

とりあえずこうすることで要素が横並びになります。

要素が横並びになります。

まだ子要素の背景やら何やらは指定していないので、実際には上記画像のようには整わないと思います。あくまでイメージとして捉えてください。

では次にする事は「間隔を良い感じに調整する」ですね。

子要素同士のmarginを20pxで揃える

▲子要素同士のmarginを20pxで揃える

上記のレイアウトを実現するには、子要素に対して以下のスタイルを与えます。

▼css

	
		.hoge-box .item {
			width: calc(33.33% - 13px);
			margin-right: 20px; /* nthで、3番目だけキャンセルさせる必要あり */
		}
	

たったこれだけ。
しかもこの指定方法は「可変に強い」というメリットもあります。

例えばウィンドウサイズを極端に縮めた場合、以下のようになります。

ウィンドウサイズを縮めた場合

▲ウィンドウサイズを縮めた場合

常に「間隔を均等に20pxずつ空けた状態で、コンテンツ幅が可変」します。
さすがにスマホサイズにまで縮んだ場合は1列にする等の対処が必要ですが、タブレット ~ PC間のウィンドウサイズであれば、calc指定一発でだいたい上手く行きます。

 

計算方法

上記の例では「width: calc(33.33% – 13px);」という数値を使いました。
この数値についても一応説明しておきます。

まず「33.33%」は、単純に3分割した値です。
例えば4列なら「25%」になります。

そして次の「13px」は、間のmarginです。

今回は、「20pxのmargin」が「2か所」挿入されることになります。
つまり「40px」です。

そしてその40pxを、均等に子要素3つ分に割り振らないといけません。
今回のケースでは「40 / 3」という式となり、答えは「13.333」になります(小数点は捨てる)。

その結果、導き出された横幅が「width: calc(33.33% – 13px);」というわけですね。

だからもし4列で間のmarginが20pxなら、「width: calc(25% – 15px);」となります。(ピッタリ割り切れるので、こちらの方が望ましい)

 

まとめ

以上、「flexとcalcの便利な合わせ技」についての紹介でした。

正直、「ほとんどの場合で数値が割り切れない」という気持ち悪さが残りますが、だいたいのブラウザで1pxのズレも無く表示されるので、個人的に多用しています。

特に「メディアクエリー無しで可変をいい感じに調整してくれる」というのがミソですね。

本当に便利なので、是非是非ご活用ください。

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