通勤時間の考え方

福岡のWEB制作会社、スネアクロスの代表佐藤です。

私は2017年2月に東京から福岡へ移住し、同5月に起業をしました。

30歳まで縁も所縁も、知り合いすらもいなかった福岡に突然来て起業をした事実を周囲に話すと驚かれる事がほとんどですが、れっきとした理由があり、法人化に至りました。

その理由の一つに通勤時間と幸福度の考え方があります。

私は東京出身ですが、地方の方が持つ東京のイメージとは少し違っている街で育ちました。

東京と言えども東西に広く、区を外れると田園風景が広がるような市もあります。西の端に行くと、鮎釣りが出来る川や鍾乳洞があったりと自然に富んだ風景も存在します。

私の出身は東京の小平市という街で、都心に勤務地を持つサラリーマンが多く住むベッドタウンのような街でした。私の父も例に漏れず、2時間近い通勤をしていました。

とは言え、東京の側面・表情を多分に持っていて、地域社会とは密にコミュニケーションを取ろうとしなかったり、物が溢れている事には変わりがありませんでした。

社会人になった時、都心にある職場への通勤はドアドアで1.5時間程度。加えて満員電車。新社会人の時間は貴重で、通勤時間は無駄に出来ず、エンジニア見習いだった私はいつも分厚い技術書と格闘をしていました。それはもう、ストレスとの闘いなのは想像に容易と思います。

都心に住もうにも、既知の通り家賃が異常に高い事がネックになり、かれこれ5年は地元から都心通いをしていました。距離でいうと毎日、博多ー北九州間を往復するイメージです。

そんな最中に見かけたネットの記事に、通勤時間と幸福度は反比例するとの記事を見かけたことがあります。通勤時間が増えれば増えるほど幸福度は下がるとの内容です。激しく共感しましたが、都心の住環境は決していいとは言えず断念。通勤時間を30分以内にしようとするとそこそこのコストと何らかの犠牲が必要になります。

いくら労働環境を改善しようと企業が頑張っても周辺の地価のコントロールは出来ません。住宅補助も限られた企業でしか出ません。よって、そこそこの賃金がない限りは東京の都心部で通勤30分を実現することはなかなか難しいです。

福岡市に置き換えて考えると、「通勤30分以内」このワードにほとんどの人が該当すると思います。

逆に1時間以上かけて通勤するなんて有り得ない!と思う方が多いと思います。この点に非常に魅力を感じ、企業の魅力の一つに勤務地と考えています。

1日の限られた時間を私生活/趣味/仕事にうまく振り分けられ、充実した生活を送れる事が最重要です。働くことだけが人生全てではないからです。

現在、弊社オフィスは西鉄薬院駅から徒歩7分の立地にあり、博多駅からもバスが出ていて、市外南方からも通勤がしやすい超好立地と個人的に認識しています。

ここから通勤30分以内を考えると福岡市の大半のエリアが該当します。また、福岡市外も通勤圏内になります。

現在私は会社から30分圏内に住んでいます。歩いても行ける距離です。
この通勤時間の圧縮によって、プライベートに使える時間がとても増えました。

仕事をしていないという訳ではないのですが、仕事を終えて趣味の事をする時間を確保できる事がこんなに幸せな事なのかと実感しています。

今後も会社成長によっては移転も考えられますが、従業員の時間配分=個々の幸福度の充実を意識した企業でありたいと考えています。

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